先日、北海道芽室町の農園「なまら十勝野」さんから、スイートコーンが届きました。箱を開けると、きれいに並んだとうもろこしがぎっしり。芽室町は農業が盛んで、食料自給率はおよそ1,200%。一方、墨田区は0%です。この数字の違いが、両地域の役割や特色の違いをはっきり示しています。

協定の経緯
昨年、墨田区と芽室町は「災害時における相互援助に関する協定」を結びました。地震や風水害など大規模災害が起きた場合、食料や生活物資の供給、人員派遣などで助け合うことを定めたものです。都市部の墨田区は、災害時に食料確保が課題になります。一方、農業が基盤の芽室町は、食料や加工品を比較的短時間で提供できる強みがあります。
協定は、書面上の約束だけでは十分に機能しません。日頃からやり取りを重ねておくことで、緊急時にも顔が見える関係として動きやすくなります。
芽室町の概要
芽室町は北海道十勝平野の中央に位置し、広大な畑作地帯が広がっています。じゃがいも、小麦、大豆、スイートコーンなど多様な作物を栽培し、国内有数の生産量を誇ります。農業機械の利用や大規模栽培など効率化も進んでおり、都市部との連携に必要な供給力があります。
今週末のイベント
今週末、あづまテラスで芽室町のスイートコーンをふるまうイベントを行います。とうもろこしの販売を通じて、芽室町の紹介や防災協定の概要もお伝えできればと考えています。大きな災害がなくても、こうした機会を通じて両地域の交流が続きます。
災害時に備えるために
災害時は物資があっても輸送ルートが途絶することがあります。そのため、事前の顔の見える関係づくりは重要です。芽室町とのやり取りは、いざというときに動きやすい体制を作るための一つの方法です。
これからも、特別な行事だけでなく日常の中でのやり取りを続け、関係を深めていきたいと思います。
