本日、高齢者対策特別委員会が開会されました。
墨田区において高齢者の皆様が、住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせる基盤をいかに整えるか。現場の切実な声に基づいた「4つの柱」について、具体的な意見・要望を行いました。

主な意見・提言
私たちが今回、区に対して強く求めた提言の要旨は以下の通りです。
「終活」:本人の意思が最期まで尊重される仕組みを
- デジタルプラットフォームの構築: 急病時や万が一の際、医療・介護の希望や緊急連絡先が関係機関に適切に伝わる事前登録システムの検討。
- 死後事務の支援: 親族が不在・疎遠な方の不安解消のため、低所得者層への軽減措置や、区が認定する協力事業者リストの整備。
- 普及啓発: 具体的な手続きに繋がる段階別のガイドブック作成。
「独居」:ICTとアウトリーチによる重層的な見守り
- ICT技術の活用: スマートメーターやセンサー等を活用した見守りシステムの導入補助制度の創設。
- 社会的孤立の防止: マンション管理組合との連携や、訪問支援(アウトリーチ)の強化。
- 移動手段の確保: 外出機会を創出するためのグリーンスローモビリティ(低速電動車)等の活用検討。
「住宅確保」:高齢者の入居を拒まない環境づくり
- 家主への支援強化: 高齢者の入居に対する家主の不安を解消する支援策の充実。
- 受け皿の整備: ひとり暮らし高齢者の住宅確保の一助として、都市型軽費老人ホームの整備促進。
- 情報の集約: 家主向け補助制度や高齢者向け住宅情報へのアクセス向上。
「権利擁護」:消費者被害や虐待から守る「一体的支援」
- 成年後見制度の充実: 専門職と連携した無料相談の周知強化や、制度を利用しやすい環境の整備。
- 迅速な介入(アウトリーチ): 特殊詐欺や虐待のリスク情報を早期に共有し、法的対応まで一体的に実施できるフローの確立。
次のステップ:区長への提言書まとめへ
今回の委員会での議論を経て、これから区長への提言書にまとめていく作業に入ります。
「制度はあるが使いにくい」「どこに相談していいか分からない」といった課題を一つひとつ解消し、将来を見据えた実効性のある高齢者施策を実装しなければなりません。
皆様の周りでも、高齢者支援に関するお困りごとやご意見がありましたら、ぜひお寄せください。現場の声を「仕組み」に変え、持続可能な墨田区の未来を築いてまいります。
