今回は私は質疑に立っていませんが、所属する地域産業都市委員会を傍聴しました。
地域経済の活性化や、区民の皆様の憩いの場となる公園・施設の再整備など、これからの墨田区の魅力を高める重要なテーマが目白押しでした。その詳細をご報告します。
1. すみだ五彩の芸術祭の準備状況について
多数の外部企画が展開される一大イベントに向けて、規約のあり方や落選者へのフォロー、広報戦略について活発な議論が交わされました。
【不適切な表現・誹謗中傷への対策】
Q(委員):
表現の自由を盾にしたヘイトスピーチや、特定の個人・団体への誹謗中傷企画に対し、中止や運営体制・支援金取り消し等の毅然とした対応ができる規約になっていますか。
A(区側の答弁):
「墨田区をどう感じて表現するか」というテーマのもと、アーティストと絶えず対話を行っており、懸念されるものは現時点で認識していません。万が一の際は適切な対応ができるよう想定していきます。
【公募不採択者(240団体)へのアフターフォロー】
Q(委員):
倍率約15倍という狭き門で落選してしまった人々の熱意を活かすため、連携企画への移行案内や広報タイアップ、他事業への接続などの救済措置を行うべきではないでしょうか。
A(区側の答弁):
連携企画の枠組みによる広報支援への案内や、伝統ある「隅田川 森羅万象 墨に夢(すみゆめ)」プロジェクトの公募、文化活動助成などの制度紹介を通じて、引き続き機会を生かしてもらえるよう案内していきます。
【民間資金(協賛金)の獲得ノウハウと広報計画】
Q(委員):
目標額を達成した民間資金獲得のノウハウを、他施策へも横展開すること。また、SNS(特にX)の相互フォローなどを活用し、本腰を入れた広報を徹底すべきです。
A(区側の答弁):
今回築いた50社以上の企業とのネットワークは、他事業での活用も視野に入れます。広報計画の方針は提示可能であり、実績については事後的に資料提出いたします。
🌟 ポイント!
約15倍の倍率の中から惜しくも落選された240団体もの熱意は、墨田区にとって大きな財産です。単に「不採択」で終わらせず、別の文化活動や「すみゆめ」等へ繋げる丁寧なフォローを、会派としても強く求めてまいります!

💳 2. プレミアム付デジタル商品券事業の実施結果について
決済総額や店舗数は増加しているものの、さらなる利用拡大と予算の完全消化に向けた戦略が問われました。
【予算の完全消化と販売戦略】
Q(委員):
決済総額等は増加したものの、販売総額ベースで85.5%に留まり予算が残りました。東京都の「東京アプリ(東京ポイント)」連携の噂の真偽と、完売に向けた戦略は。
A(区側の答弁):
都のポイント連携はシステム最終検査中で時期は未公表ですが、有効な手段と認識しています。発表され次第、SNSやチラシ等で周知し、今回導入した「上限なしの追加購入」ルールを活かして商店街連合会と連携し完売を目指します。
【対象店舗の分かりやすさ(可視化)の改善】
Q(委員):
A券・B券の使い分けや対象店舗の分類が分かりづらいとの声があります。改善の検討状況は。
A(区側の答弁):
区商連と協議し、①PayPayアプリ内での検索・地図システムの改善、②対象店舗へのポスター掲示、③紙の店舗リスト配布、④地域イベントでの相談会ブース設置の4点で改善に動きます。
【若年層(10代・20代)への利用促進】
Q(委員):
利用者割合が5%未満と低い若年層へのアプローチについてどう考えていますか。
A(区側の答弁):
高額の1度払いは難しくても、今回は追加購入が可能なため「まずは1万円から」の利用を促します。東京アプリ連携と合わせてSNS等で周知し、相談会も大手拠点を増やしてPRしていきます。
🌟 ポイント!
「上限なしの追加購入」や「1万円からのスモールスタート」など、制度自体は使いやすく進化しています。あとは、いかに「使えるお店」を可視化し、若年層や都のポイント利用者に届けるか。4つの改善策の実効性を注視していきたいです。

🌳 3. 隅田公園第3期再整備イメージについて
区民の皆様の憩いの場である隅田公園の再整備。特に子供たちの遊び場と安全・暑さ対策がクローズアップされました。
【ボール遊び空間の設置と騒音・仕様対策】
Q(委員):
ボール遊び空間の確保を評価しつつ、過去の騒音苦情を踏まえた利用時間ルールの設定はいかがですか。
A(区側の答弁):
小梅小裏と高架下の2箇所に計画しています。利用時間制限については、近隣への影響を踏まえ慎重に検討していきます。
【子供の熱中症・暑さ対策】
Q(委員):
地面からの照り返しや輻射熱を防ぐため、保水性・遮熱性などの特殊な舗装仕様を検討していますか。
A(区側の答弁):
整備済みの広場では遮熱タイプの平板を採用しており、今回のエリアでもカラーアスファルト舗装による温度上昇抑制を検討します。土系やゴムチップ舗装もアスファルトより保水性・遮熱性が高いため、実施設計の中で適切に検討していきます。
🌟 ポイント!
墨田区内で貴重な「思い切りボール遊びができる空間」の設置は、子供たちにとって本当に待ち遠しい施策です。近隣にお住まいの方々の平穏な生活(騒音対策)と両立させながら、夏場でも安全に遊べる特殊舗装の導入をしっかりと後押ししてまいります。
🌸 4. 緑と花の学習園のあり方について
リニューアルに向けた工事期間中の対応や、大学との連携による最新の治水対策が提案されました。
【改修工事中(約2年間)の代替プログラム】
Q(委員):
令和10〜11年の工事期間中、一般向けワークショップ等の学習機会を止めないための対策は。
A(区側の答弁):
現在は小中学校の授業での使用はなく散歩等での活用が主となっていますが、期間中の講習会等は別の場所で実施できるよう調整していきます。
【大学連携と「雨庭(レインガーデン)」の導入】
Q(委員):
リニューアル後の千葉大学との連携の活かし方、および都市防災(局地的なゲリラ豪雨対策)の観点から「雨庭」の設置検討はいかがですか。
A(区側の答弁):
千葉大学とはリニューアル後もプログラム等で連携を継続します。「雨庭(レインガーデン)」についても同大学から提案があり、治水対策と多様な植物が見られる園を目指す観点から、今後の基本設計の中で導入を検討します。
【園芸用土の回収拠点化と循環】
Q(委員):
回収拠点としての具体的な計画と、園芸教室など循環をさらに促す取り組みの検討状況は。
A(区側の答弁):
来年度から区内2箇所(南北1箇所ずつ)で定期回収を予定しており、北部の拠点として学習園を活用します(基本設計で駐車スペース等を検討)。回収・再生された土は、リニューアル後も引き続き園内で活用します。
🌟 ポイント!
ゲリラ豪雨対策としての「雨庭(レインガーデン)」の導入検討や、家庭で余った園芸用土の回収拠点化など、リニューアルに向けて非常に先進的なアイデアが飛び出しました。緑を育てるだけでなく、都市防災や資源循環の拠点としても生まれ変わるよう、大いに期待したいですね!

💡 委員会を終えて
どの質疑も区民の皆様の生活実感や、現場の課題に深く切り込んだものばかりでした。
プレミアム付商品券の使いやすさ向上や、公園の熱中症対策、不採択者への丁寧なフォローなど、会派の議員たちが届けた要望がしっかり行政の施策に反映されるよう、私も引き続きチーム一丸となって取り組んでまいります!
