公園等新設再整備事業費(あずま百樹園再整備)
Q: 水施設近くのベンチは日陰が少なく、夏場の見守りが暑い。対策は。
A: 魅力向上の一方で「木陰が少ない」声は把握。UDCすみだと連携し、夏季の日除け設置の可否を検討する。
Q: UDCすみだの現状の協力は。
A: 今夏はござ・日除け傘の設置などの協力を実施。
要望: 来夏に向けて水施設周辺にも日除けの設置・貸し出しを具体化してほしい。
所管状況: 日除けの恒常設置/仮設設置の選択肢を含め、UDCすみだと検討継続。
交通安全普及啓発費(自転車用ヘルメット購入助成)
Q: 助成実績は。
A:
| 年度 | 助成個数 |
|---|---|
| 令和5年度 | 1,867個 |
| 令和6年度 | 2,520個 |
| 令和7年度(9月末) | 944個 |
| 合計 | 5,331個 |
Q: 着用率の把握は。
A: 東京都の着用率は R5.4時点 5.6% → R7.6時点 15%(+9.4pt)。
Q: 着用率が低い要因の分析は。
A: R7年の都アンケートでは未着用が約7割。そのうち約6割が「努力義務と認識しつつ未着用」と回答。義務認識のあっても行動が伴わない層が課題。
Q: 助成受給者(約5,300人)への事後アンケートは。
A: 区内でも調査を進めている。購入時アンケートは可能で、事後アンケートも検討。着用促進には救命・減傷事例や衝撃性能の周知が有効との意見。
要望: 来年4月の改正道路交通法(青切符制度)導入を機に、教育・取締・環境整備を組み合わせた総合的な自転車安全施策へ。
所管状況: データ把握を強化しつつ、周知・啓発と助成の最適化を検討。
すみだビジネスサポートセンター運営経費(測定機器等利用費)
Q: 利用者減の現状。設置場所と利用方法は。
A: 測定機器は10台(1階事務室に3台、地下1階会議室に7台)。
Q: 約900万円の内訳とリース状況は。
A: 主に機器リース料。必要に応じ修繕費等。現状は再リースが中心。更新時は新規リースで高額化見込み。
Q: 利用件数は累計か実人数か。実人数は。
A: 利用件数は累計。実人数は約40社。
Q: 「事業者ニーズを踏まえ」の具体化。約40社の把握は。
A: 多利用の区内事業者約10社にヒアリング。庁舎移転・費用対効果の観点からあり方を検討。ものづくりコーディネーター支援のニーズが高いと認識。
Q: 測定の証明書発行は可能か。
A: 区では発行していない。専門職常駐・恒温恒湿等の環境が必要で現体制では困難。都の施設活用や補助金の周知を進めたい。
指摘: 設備維持コストと利用実態の乖離、証明ニーズへの接続不足。
要望: 機器配置・予約導線の見直し、都立計測機関へのスムーズな紹介、コーディネーター機能の強化。
所管状況: あり方見直し・成果把握を含む再設計を検討。
商店街チャレンジ戦略支援事業費(補助金メニューの周知)
Q: 年度途中に新設された都の補助メニューが冊子に載らず周知漏れでは。
A: 例年2月に説明会で把握済みメニューを周知。4月以降の追加分は、区商店街連合会(区商連)経由の通知や巡回相談員で案内。冊子は都度更新していない。
Q: 新メニューの説明の丁寧さは。
A: 区予算を伴わない都補助は区商連を通じ配布。区予算が必要なものは次年度以降に予算要求。全商店街向けの再説明会は未実施。
指摘: 冊子未更新による情報格差の懸念。
要望: 年度途中の追補版/更新版PDFの配布・WEB掲載や、メールマガジン・LINE等のプッシュ配信で一律に行き渡る仕組みを。
所管状況: 区商連・巡回相談員経由の周知は継続。追加の周知強化策は検討余地。
商店街チャレンジ戦略支援事業費(商業支援体制の連携)
Q: 商業コーディネーター/巡回相談員/商店街サポーターの役割と連携は。
A:
- 商業コーディネーター:主に個店支援・情報共有
- 巡回相談員:商店街組織の個別相談・情報提供
- 商店街サポーター(R6~):事務局機能(会費徴収・配布等)支援
- 連携:月1回の定例会で情報共有。サポーターは区商連事業のため行政評価の対象外だが、事務局を通じ情報収集し意見交換に反映。
指摘: 3区分の併存で「どこに相談?」の迷いが生じ得る。
要望: 相談窓口の一元表示(早見表・フロー)と、問い合わせ窓口の一本化(受付後に内部振り分け)。
所管状況: 定例会で連携は継続。案内の分かりやすさ向上は今後の課題。
プレミアム付デジタル商品券事業費
Q: R5までのポイント還元から、R6にデジタル商品券へ転換。選択理由は。
A: 地域通貨の一手段として位置づけ。自前実装は課題が多いため、既存大手事業者のシステムを活用して運用中。
要望: 商店街・加盟店・賛助会員への区内還元の手厚さは評価。使いやすさの継続改善を。
所管状況: 既存プラットフォーム活用で運用安定を優先。改善提案は適宜反映。
ハードウェアスタートアップ拠点構想(SIC)
Q: SIC(SUMIDA INNOVATION CORE)は「産業集積のアップデート」。だが何をやっているか分かりづらい。指標設計は。
A: 最終指標は未設定。目的は区内事業者の基盤強化/新産業クラスター/地域経済循環。数値指標の可否を含め検討。
Q: 1年前から指標の議論が進んでいない。5年で約15億円の投資に対し、会員数のみ評価は不十分。
A: 開設2年(10月)。来月成果報告会と実績冊子を予定。競争事例や経済効果も一部記載。来年度(3年目)は中期を見据えた成果指標の設定時期。
Q: 成果指標の考え方は。
A: 委託費合計(投資額)に見合う効果の検証軸を設定。5年間の計時で適切に提示。
指摘: 大型投資に対するKPI未整備。決算審議で評価困難。
要望: 中期KPI(3年目)と最終KGI(5年目)を明示し、案件創出・資金調達・売上成長・雇用・波及効果などの定量指標を設定。
所管状況: 中期指標設計に着手予定。成果の可視化を強化。
